聖域

フリージャーナリストの安田純平さんが三年半にも及ぶ、シリアでの拘束から解放されて、帰国した。

 

篠田節子さんの確か「聖域」という小説を思い出した。主人公が囚われの身となり、その後帰還する物語。

 

安田さんが会見で起こった事の詳細を伝えていた。感情を交えず、実際に見た、聞こえた、された事実を情報として伝えようとしていると感じた。

 

余程の信念が無いと、精神は不安定になるはずの状況で、あそこまで冷静でいられることの凄さ、大変さは、わたしはよくわかる。